1. 今話題の非認知能力について

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2020.03.24

今話題の非認知能力について

今話題の非認知能力について

 

さて、この非認知能力を大人になってから育むことはできるのでしょうか。大人になってからでもできないことはありませんが、子供の時の方が楽に育てることができます。

「非認知能力」が今、注目されています。非認知能力とは、数字で表すことが難しい、知的能力以外の幅広い能力のことです。具体的には、協調性、意欲、好奇心、チャレンジ力、誠実さ、自己肯定感、責任感、忍耐力、勤勉性、自制心、主体性などです。

-2000年にノーベル経済学賞を受賞した、教育経済学者のジェームズ・ヘックマン氏が実施した「ペリー就学前プロジェクト」で、幼児期の教育によって人間性や学習の素地が備わることが明らかになりました。

注目の背景には、このプロジェクトの調査結果が前面に出てきたことが一つ。加えて、実際に今の30代、40代の人たちにとって、学生時代に秀才と一目置かれていた人たちよりも、当時やんちゃな子、いたずらっ子だった人たちが、今や独立して社長になってがんばっている姿が目立つなど、非認知能カの効果が実感されているからではないでしょうか。

この非認知能力については、言葉は違えども、以前から部分的には大事なこととされていました。実際に、これらの能力がないと、リーダーシップはとれません。

一生の中で、学校の成績が良いとほめられるのは、学生時代だけです。人生は大人になってからの方が圧倒的に長いのは明白です。ある教育者の方が、「子供が、社会人3年目(25歳ごろ)にニコニコしていられるかを目標に教育すべきだ。」と言っておられました。まさに同感で、未来を見据えた教育が大切です。