1. できないことではなく、できることに目を向ける。理想像や比較に振り回されない子育て

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2022.05.17

できないことではなく、できることに目を向ける。理想像や比較に振り回されない子育て

できないことではなく、できることに目を向ける。理想像や比較に振り回されない子育て

「うちの子はできないことが多くて…」と思っている方は大勢いると思います。ですが、本当にそうでしょうか?冷静に子どもを見つめ直してみると、できることがたくさんあるはずです。それにも関わらずできないことに目がいってしまうのは、主に次の要因が考えられます。

①親が勝手に子供の理想像を作り上げている
親にとって気になる子どもの短所というのは、往々にして理想と現実とのズレである場合が多いものです。親の勝手な理想型に子供をはめ込もうとするのは禁物。それは子どもをありのままに受け入れず、子どもの能力を低く見ていることに他なりません。

②他の子どもと比較している
「〇〇ちゃんはハサミが使えるのに、うちの子はまだ使えない」
「〇〇くんは車の絵を上手に描いているのに、うちの子は殴り書きのようなものしか描けない」
他の子どもと比較すると、どうしてもできない点に目が向いて心配になってしまいますよね。しかし、大人にも得手不得手があるように子どもにも得手不得手や好き嫌いがあるのです。そこを考慮せずにただ責めるだけでは、子どもも納得いきません。ではそんなとき、どうやって子どもと向き合うと良いのでしょうか?

●できないことではなく、できることに目を向ける

私たち人間の脳はもともと、短所が気になるようにできています。脳は生存を脅かすものに対して敏感で、不利な情報を受け取りやすいのです。生存に不利だと判断すると不安を感じ、安全な方向へ導いて命を守ろうとするわけです。つまり、良いところに目を向けるには意識的にそうする必要があります

成長過程には特定の事柄に強い感受性を表す時期というものがあります。例えば、書くことに夢中になる時期、貼ることに夢中になる時期、切ったりちぎったりすることに夢中になる時期などです。これらは生物学的にいうと特定の機能を身につける時期なのです。

全ての子どもが、同じ時期に同じことに夢中になるわけでありません。上手にできるようになるとも限りません。しかし、上手にならなかったとしても子ども自身が一つの目的を果たしたと感じれば、感受性は他の事にうつって、次はそちらに夢中になります。「今〇〇ちゃんはハサミに夢中になっていて、うちの子はシールを貼ることに夢中なのだ」という具合に状況を判断して、できないことではなく、できることに注目して成長を見守りましょう

●周りではなく、その子自身をみてあげよう

言わずと知れた偉大なアーティスト、スティービー・ワンダーをご存じですか?音楽プロデューサーや歌手として、グラミー賞の最多受賞者である彼は、目が不自由であることも知られています。そんな彼を世界的な音楽家へと導いたのは、少年時代の先生。目が不自由であることを重荷に感じていた彼に対し、先生は「聴力が優れている」という“できること”に目を向けてくれていたのです。

我が子の好きなものや得意なことはなんだろう。今、何に関心を寄せているのだろう。周りと比べ、理想像を作り上げ、できないことに目を向けてピリピリしてばかりでは、その子自身をまっすぐに見ることはできません。長いようで短い子育ての時間。できないことを責めるのではなく、できること、好きなことを沢山ほめて、ぐんぐん伸ばしていきましょう!

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