1. 『巧緻性を高めると』

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2021.07.22

『巧緻性を高めると』

『巧緻性を高めると』

「巧緻性」は、お子様の発達に欠かせない大事な要素です。

「巧緻性」とは何か。

それは、「手先の器用さ」を意味します。

では。幼児期はどのような手作業の「巧緻性」に

着目していけば良いのでしょうか。

「切る」「貼る」「折る」「塗る」「結ぶ」

「巻く」「通す」「丸める」「包む」「ちぎる」

などが例としてあげられます。

最近は、小学生の高学年になっても、

これらの作業が上手にできない子もいるようです。

図画・工作に興味があれば、遊びの中で楽しみながら、

自然とできるようになっていくかもしれませんが、

そうでない場合は、意識的にトレーニングしていく必要があります。

近年では手先の巧緻性が生活能力や学力への関連性もあるのでは

という研究結果も発表されています。

 

家庭科の授業では、針に糸が通せない、

玉結びができないなど、授業の進行に支障をきたしています。

算数などでは、コンパスや定規で正確に作図できない。

理科では、実験器具の扱いが危なっかしいなど、

学校の現場の声もよく耳にします。

これらは、手先の巧緻性低下の現れと考えられます。

皆様も思い返してみてください。

日常生活の中で、お子様が苦手そうなことに

親がつい手を貸してしまっていませんか。

成長段階に合わせて少しずつお子様に任せていき、

巧緻性を育む機会を作ってあげましょう。

また、手先の巧緻性は、

「計算練習」「漢字練習」「リコーダー」「工作」

などの繰り返しを要する学習の好き・嫌いにも影響しているようです。

似たような計算を何度も繰り返したり、

漢字を何度も書いたり。

巧緻性が高いお子様なら、

運筆も苦にならないのかもしれません。

 

子どもに身につけてほしい能力の上位に入る“集中力”

好きな趣味や面白いことなどは、誰しも何時間でも飽きずに続けられます。

巧緻性トレーニングすることにより、勉強・楽器・図画工作などを

「好き・面白い」と感じ、集中力を発揮できる状態になれば、

お子様の思考力・創造力・表現力の向上にもつながります。

また、何かを自分で達成できると「できた!」と自信がもて、

自己肯定感も育まれます。

 

巧緻性を高めるグッズは、知育玩具や生活雑貨など、

身近にたくさんあります。

ぜひ赤ちゃん・幼児の時期から、

たくさん手に触れさせて、

楽しさや達成感を感じさせてあげてください。

 

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