2021.12.28
「俳句を小学2年生、年中で作ったよ!」俳句で育む感性と記憶力

教室に通ってくれている生徒さんが、お姉ちゃんとと一緒に作ってくれた俳句を紹介します。
画像の右の2句は 年中さんのすずちゃんが作ってくれました。
左の句は2年生のひなこちゃん作です。
どちらも季節を感じ、日常の一部が切り取られた素敵な作品ですね。
頭の中に映像が浮かんで、口元も緩みませんか?
俳句にはどんな効果があるの?
俳句の効果~感性が育つ~
七田式教室の取り組みには、「暗唱」もあり、2歳から俳句の暗唱が始まります。
俳句の暗唱には、様々な効果があるからです。
まず俳句は、物事をいろいろな角度から感じて表現するから、豊かな感性を育ててくれます。感性だけでなく、表現力にも磨きが掛かります。
世界で一番短い文だと言われている俳句。
5・7・5の17音の中に、季節を感じる「季語」をおりまぜ、読み手に情景をイメージさせます。自分の想いを17音に込めるために、ピッタリな言葉を探していきます。
言葉探しの中で様々な語彙に出会い、言葉で想いを表現していきます。
たった17音で世界が広がっていくなんて、素敵ですね!!
俳句の効果~記憶力が高まる~
暗唱は文字を読みながら、声に出します。
その声はまず、外からの音が気導音として耳に入ります。
併せて、自身の身体の中からも骨導音として耳や脳に音が響き伝わります。
声に出すことで、音が二重で脳に入ることになります。
人間は目から入る情報よりも、耳から入る情報の方が多いと言われています。
つまり、俳句の暗唱が記憶力も高めます。
『一度読んだり、聞いたものは忘れない』という記憶力にも繋がっていきます。
七田式で行う暗唱は、古典や近代文学史など様々で、語感や内容がすばらしい「名文」が多くあります。素晴らしい名文を暗唱することによって、その情報は右脳に入っていきます。
自分で書いて表現する時にも、この情報が生きます。
暗唱によって名文が心の深くに刻み込まれているので、名文のリズムや言葉のひらめきが生まれやすくなるからです。
ぜひお子様と一緒に、俳句を作ってみてください。
お子様がどんなことを考えているのか?
どんな世界を見ているのか?
新しい一面に出会える楽しみを、親子で増やしてみませんか。