2021.12.30
色彩感覚を鍛えるために「色の組み合わせ遊び」

絵具を使って「紫色」を作る時。
何色と何色を混ぜれば「紫色」になるか、知っていますか?
正解は、赤色と青色を混ぜる。
この2色で「紫色」になります。
実は多くの色は、赤・青・黄、そして白と黒があれば作れます。
教室に通ってくれている3歳児のHちゃん。
お母さんと一緒に、お家で色の組み合わせ遊びをしています。
自分で試行錯誤しながら、色の変化を楽しめます。
楽しい体験だから、記憶にも残りやすくなります。
皆さんも楽しかった思い出は、ずっと記憶していませんか?
逆に、幼児期のイヤな思い出はトラウマになります。
潜在意識に残ってしまうからです。
だから幼児期は特に、親子で楽しい経験や思い出を増やしましょうね。
それに色の組み合わせ遊びは、楽しいだけではありません。
様々な効果もあるんです!
色彩感覚を育て、想像力を養う
【色彩感覚を育てる】
生まれたばかりの赤ちゃんは、全ての色を認識していません。
ぼんやりした見え方で、赤ちゃんには白黒の世界が広がっています。
だから赤ちゃんの時は、白黒のフラッシュカードや絵本を活用します。
カラーよりも白黒の方がクッキリ・ハッキリ見える時期だからです。
白黒の次に、一番最初に認識する色は「赤色」。
生後6か月頃になると赤だけではなく、黄色や青色の識別もできるようになります。
人間の身体に神秘を感じませんか。
色の認識や感覚には個人差があります。
赤ちゃんの頃から、遊びながら多くの色に触れ合う。
これが、その子の色彩感覚を育てて鍛えることに繋がります。
七田式教室では年齢と発達段階に応じて、色の概念を覚えていきます。
1.赤・青・黄の三原色
2.虹の七色(三原色+緑・橙・紫・藍)
3.虹の七色+水色・茶・ピンク・白・黒の12色
4.混ぜ色
フラッシュカードで見たり、色とりどりの教材を見たり、触ったりしています。
【想像力を養う】
色遊びで何を作るか?
どの色を、どこに塗るか?
子供が自分で考えながら、思いのままに色彩を加えます。
「この色とこの色を混ぜてみよう!」
子供の想像力がフル回転します。
想像しながら創造する。
自分で混ぜたり、描けるから楽しい!
しかも、すぐに結果が目に見えます。
子供たちの表情を見ているだけで、私たち講師陣も楽しくなります。
集中したり、笑顔になったり、歓声をあげたり。
色遊びは、学びに直結する楽しい遊びです。
ご家庭で気軽に遊びながら、色彩感覚や想像力を育ててみませんか。