1. 兄弟の子育て

ブログ

2020.03.29

兄弟の子育て

兄弟の子育て

 

 

今日は兄弟の子育てについてお話させていただきたいと思います。

 

 

お子様が2人以上いらっしゃるご家庭は、

「この子たちは兄弟なのに、どうしてこれほどまでに性格が違うのだろう」

と思ったことがあるのではないでしょうか。

 

 

子どもの性格は持って生まれたものもあるかと思いますが、

「兄弟であること」そのものも、お子様の性格に大きな影響を与えます。

 

 

上のお子様の場合は、誕生直後は一人っ子であり、

下のお子様は誕生直後から、すでに上の兄弟がいます。

 

 

3人以上の場合、間のお子様は弟や妹でありながらも

兄や姉になるという立場になります。

 

 

その為、同じ家庭で育っても、心理的に受ける影響はそれぞれ異なり、

それが性格形成にも影響を及ぼすのです。

 

 

子育てでは、兄弟同士を「比較しない」

親と子は「1対1」ということが基本中の基本です。

 

 

甘えさせるときは、できるだけ個別に対応することがおすすめです。

 

 

お家の方とその子しかいないという状況ができるととても効果的です。

 

 

なぜならば、「お父さん」「お母さん」はこの世に1人しかいないからです。

 

 

そのため、誰かが独占してしまうと、他の兄弟は、嫉妬心を抱きます。

 

 

他の兄弟に目を気にしなくてもよい環境で、

それぞれのお子様に2人きりの時間を満喫させていただけたらと思います。

 

 

注意をする場合は、自尊心を傷つけないよう、

2人だけの時に行うことが効果的です。

 

 

兄弟の子育てで大切なことは、「それぞれの個性を育む」ことです。

 

 

それぞれのお子様の個性を育むには、その子の好きなことを知るということが重要です。

 

 

そのためには、保護者様はお子様をしっかりと見ることが大切です。

 

 

それは、ある一日、朝から晩まで見続けるということでなく、

少しずつでいいので、毎日見ることが大切です。

 

 

すると、「今この子が興味を持っているのは、これだな」、

「これはちょっと飽きてきたかな」などというお子様の心の変化が見えてきます。

 

 

お子さまのことを「毎日見ています」と言われる保護者様も、

一歩深めて「観る」という意識で、お子様の行動を見てください。

 

 

新たな発見があるかもしれません。

 

 

お子様の中には無限の可能性が眠っています。

 

 

その可能性を実現させる扉の鍵は、お子さまによってそれぞれ違います。

 

 

いろいろなことを経験させ、お子様の好きなものに出会える、お手伝いを

保護者様はしてください。

 

 

兄弟で同じものに興味を示す場合もあれば、異なる場合もあります。

 

 

いずれにせよ、保護者様が決めるのではなく、

お子様の気持ちを大切にして頂けたらと思います。

 

 

なぜなら、お子様自身が自分に合ったカギを選ぶことができるのは、

お子様自身だからです。

 

 

お子様には、さまざまな体験をさせることで、「チャレンジすればできる」

という勇気も育てることができるのです。

 

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。