1. 小さい頃から手先を使う習慣化

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2021.04.18

小さい頃から手先を使う習慣化

小さい頃から手先を使う習慣化

 

今日は手先を使うことの大切さについてお話させていただきます。

みなさまもご存知の通り「手は第2の脳」と呼ばれ、人間の身体のうちで、

一番感覚器が集まっているところです。

手先の訓練をすることはお子様の成長を大きく助けることに繋がります。

生後2か月を過ぎた頃に、お子様の手にガラガラを持たせることから

始めていただけたらと思います。

3か月の頃には、寝ているお子様が手を伸ばせば届くところに、

お子様の興味をひくおもちゃを吊るして、手を伸ばしてつかませる訓練を始めましょう。

通常は目の前に置かれたおもちゃを、手を伸ばして取れるようになるのは、

生後5か月とされていますが、このように日々の訓練を積み重ねていくと、

生後3~4か月のうちに、それができるようになります。

手を使う訓練は、生まれたその日から始めても大丈夫です。

保護者様の指を、お子様の右手や左手で握らせるのです。

この場合、右手、左手の両方がバランスよく使えるように考えてあげましょう。

また、おもちゃを上手に活用しましょう。

おもちゃは、お子様の成長発達にとても大切な意味を持っています。

おもちゃはただ遊ばせるだけで、能力を伸ばすことには関係ないと思ってはいけません。

お子様はおもちゃを通して、多くのことを学んでいくのです。

お子様は五感の全てを使い、おもちゃに取り組みます。

ガラガラを使う時は、「見る」「振って音を楽しむ」「口に入れて質感を確かめる」など、

五感をすべて使い、発達させています。

その他、おもちゃはお子様の想像力を高めて、情緒や運動機能、感覚や社会性、

知能などを育てる、とても大切な役割を果たしています。

おもちゃは「人間の健康な発育を促すもの」といえます。

おもちゃをこのように教育的な視点から見直すことを学びましょう。

手先の発達は言語の発達にも大きく関係すると言われています。

「親指」「人差し指」「中指」の三指でじょうずに「つまむ」という動作が

できるようになると、発語が聞かれるようになります。

小さなころから日常の遊びの中で、「つまむ」「回す」「押す」「引っ張る」

「差し込む」「貯金箱にお金を入れる」など、手先で多くの取り組みを

させていくことが、知能の成長を助け、同時に言葉の成長を助けることになります。

ここで大切なことは、お子様が取り組んでいる時、上手にできなくても

保護者様はほめることを忘れないでください。

ほめられることでお子様は取り組みが好きになります。

お子様の能力を高めるには「楽しく取り組ませること」「ほめること」

「日々のわずかな時間の継続」です。

この3つをうまく活用し、お子様の能力開発に役立てて頂けたらと思います。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。