1. 一茶の俳句で思いやりの心を育てましょう

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2021.06.02

一茶の俳句で思いやりの心を育てましょう

一茶の俳句で思いやりの心を育てましょう

「雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る」

これは小林一茶の詠んだ有名な春の句です。

雀は3月から4月にかけて卵を産み、ヒナがかえります。

その為に「雀の子」は春の季語となるのです。

 

「雀の子よ。早く道をどかないと馬に踏まれてしまって危ないよ。」

という意味になります。

 

一茶の俳句には「すずめ」「カエル」「子ども」など

力の弱い小さいものへの愛情を表したものが多いのが特徴です。

“生きとし生ける全てのものに心を馳せる”

という利他心、つまり、他者を思いやるには欠かせない心、

そんな言葉で溢れているのです。

 

また、一茶の俳句は難しい表現ではなく、

小さなお子さま達でもとても簡単にイメージすることが

できるのも特徴です。

 

七田式では一茶の俳句100句の暗唱に取り組んでいます。

この暗唱は理解し、覚えることが目的ではなく、

利他心という相手の立場に立って考える、

脳の見方に変えていくツールとして重要なのです。

 

私たちの住んでいる日本は四季があり、

その時々でしか味わうことのできない情景が

たくさんあります。

春にはどんな花が咲いているか、

どんな生き物がいるのか…

夏にはどんな木々が育ち、

どんな虫たちが飛び交うのか。

ぜひ、お子さまと一緒に外に出て、

今の季節にしか見ることのできない、

感じることのできない体験をしてみましょう!

 

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