1. 眠りの重要性と効能

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2020.01.21

眠りの重要性と効能

眠りの重要性と効能

早寝早起きしてますか?

早寝早起きが良いとわかっていても早く寝てくれず困る、

という声を多く耳にします。

子どもの就寝時間が、年々遅くなっているのを感じます。

 

では、なぜ早寝が大切なのでしょうか。

それは、子どもの成長に密接に関係しているからです。

子どもが寝ている間には、脳から成長ホルモンが分泌されます。

それが骨、筋肉、各器官の成長を促します。

成長ホルモンは、睡眠中の22時から2時の間に最も多く分泌します。

強い骨と体を作る為には、この時間帯に眠っていることが大切なのです。

 

人は、眠っている間に記憶の整理を行っています。

この時、海馬に蓄えた短期記憶を大脳辺縁系にある、

偏桃体によってランクづけをします。

そして側頭葉などの大脳へ長期記憶として移動していきます。

睡眠時間が削られると この作業が不十分になり、

短期記憶が 長期記憶に移行せずにその場で、消滅してしまいがちになります。

従って、脳に刻み付ける「記憶」が中心となる受験勉強、

資格試験の学習においては、深夜の勉強はあまり効果的とはいえないのです。

 

中々寝てくれない時の、寝かしつけの方法は、

アロマなどを使うことです。

そうすると上手く安眠へ導いてくれます。

アロマは、本能や感情を司る脳に直接作用するもの。

寝る前に、アロマオイルでマッサージをしてあげたり、

入浴の際に湯船に入れたり、ティッシュやまくらカバーに

数滴落とすのもお勧めです。

そして、就寝前のテレビを控える事も大切です。

テレビの光は、睡眠を誘うホルモンであるメラトニンの分泌を妨げます。

就寝直前まで見ていると、なかなか寝付けなくなります。

就寝1時間前には、テレビを消し、もうすぐ就寝時間だということを、

子どもに伝えてあげましょう。

メラトニンの分泌には、朝日や日中の太陽の光を浴びることも大切です。

日照時間が少なくなる冬は、適度な日光浴を心がけるのも良いですね。

 

眠りの重要性を 親子で認識し、良い睡眠を与えてあげましょう。