1. 『好き嫌いをなくしましょう』

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2022.05.11

『好き嫌いをなくしましょう』

『好き嫌いをなくしましょう』

本日は「好き嫌い」をテーマにお話ししていきます。

みなさまは、食べ物の好き嫌いはありますか?

お子さんはいかがでしょうか?

そもそも、食べるという行為は、

心身の健康を維持するためにおこなうものです。

人間の活力を生み出し、創造的な生活を全うするために

食物を摂取するのです。

 

ではなぜ好き嫌いが起きるのでしょうか?

おうちでのお食事の様子をお伺いすると、

「好き嫌いが多いです」

とおっしゃるお母様が多くいらっしゃいます。

なんでも好き嫌いなく食べられるお子さんはほとんどおらず、

特に野菜を中心に嫌いというお子さんが多いです。

ほうれん草、ニンジン、ピーマンなどの緑黄色野菜が嫌い

というお子さんが本当にたくさんいます。

反面、肉類、甘いもの、ファーストフードのお店にあるような物などは、

喜んで食べるそうです。

嗜好の偏りを感じずにはいられません。

アレルギーでもないのに、これとこれは食べられないと

思い込んでいる子もいるほどです。

ところで、なぜ食べ物の好き嫌いをなくすことが

そんなに大切なのでしょうか?

それは、ずばり、栄養の偏りをなくすためです。

例えばカルシュウムが不足すると、

骨粗しょう症や神経過敏になりやすいと、

誰もが知っています。

緑黄色野菜を食べないと、

免疫力や自然治癒力が弱まり病気になりやすいと、

誰でも頭では知っています。

しかし、頭では知っていても、実際の食生活は

そのようになっていないという事がよくあります。

それは原因と結果が目の前ですぐに実感として

現れないからです。

 

今日一日緑黄色野菜を食べないからといって、

すぐに病気になるわけではありません。

ですから、実感として心から分かることができないのです。

大人でもなかなか実感できないので、

子どもではなおさらなのです。

この原因と結果のギャップを想像力で補わなければならないのです。

好き嫌いなく食べることの大切さを

子どもに分からせることが大切なのです。

または、好き嫌いをしているとどうなるかを

実感させるのです。

図や表、写真、映像などを使って実感させるのが効果的です。

食物繊維が不足していると便秘になりますよね。

大腸に老廃物が溜まったレントゲン写真をみせたところ、

野菜を残さなくなった例もあるそうです。

また、お子さんと一緒に野菜を栽培してみてはどうでしょう。

プランターで出来るミニトマトなど育ててみてはいかがでしょうか?

一緒に料理をつくったり、食に興味持たせることが大切です。

しかし、いきすぎてはいけません。

調理方法を工夫したり、一緒に料理をつくったりと色々試したけれど、

好き嫌いがなおらない。

そうなると、大人はついつい強制的に食べさせようという気持ちになります。

残さず食べなさいがなかなかできないのであれば、

せめて一口食べてごらん、舐めるだけでもいいから、

舐めてごらんといってみてはどうでしょう。

何より大切なのは、食事の時間にうれしさと、

楽しさを実感できるようにしてあげることです。

 

毎日温かい愛情の中で、おいしいものを楽しく食べる生活が、

子どもの心と体を健やかに育ててくれるのです。

すぐに好き嫌いがなくなる、というわけにはいかないと思いますが、

あきらめず意識し続けること、好き嫌いをなくすことの大切さを

説き続けることが大切なのです。

 

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