1. 上手な𠮟りかた

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2022.06.04

上手な𠮟りかた

上手な𠮟りかた

‘ほめる’ことと同じくらい

‘しかる’ことは子育てにおいて

とても重要です。

本日は、‘叱る’ことについてのお話です。 

 

2歳半くらいになると言葉の理解が進んでいますので、

まずはどんなことをしたら叱るかルールを話してあげましょう。 

人や自分に対して危ない行為をしたとき、

人にいじわるしたり迷惑をかけたとき、

わがままを言ったとき、

ウソをついたとき…など、

きちんと伝えることが大切です。 

ルールを子どもに伝えておいて、

ルールを破ってしまったときは、

叱るからね、と話をしておくことです。

 

そして、実際に叱るときには、

以下のポイントを押さえておきましょう。 

  • 悪い行動そのものを叱る 
  • 子どもと目線を高さに合わせ、両手を握って叱る 
  • 出来るだけ短い時間ですませる(1分以内) 
  • きちんと反省して「ごめんなさい」と言えた後に、抱きしめてあげる
  • 反対に、子どもの人格を傷つけたり、否定するような叱り方はしない
    (そんな悪いことをする子はもうママの子ではありませんというような)

悪いのは行動であり、子ども自身ではありません。

あくまでも、してはいけない行為を叱ることです。

よく、親が子どもを叱っている場面を見かけることがありますが、

たいていの場合、長々と延々と、次から次へと叱り続けていたりします。

あまりに長く叱っていると、子どもは何をして叱られたか分からなくなり、 

叱られることそのものに反抗心を持ったり、

あるいは、途中からほとんど聞いていなかったりします。

早く終わらないかなと、悪いことをしたという気持ちよりも、

その場をやり過ごすために、聞いていようという気持ちになってしまい、

逆効果でもあります。 

 

また、人に迷惑をかけているのに自分の子どもを叱れない、

そんな親御さんもみかけたりすることがあります。 

ほめることが大事だからと、叱らずに育てていくと、

わがままに、自分勝手な心が育っていきます。

怒るのではなく叱る、

子どものしつけにつながることなので、

悪い行為は叱るようにしましょう。

 

常に愛情をたくさん受け取っている子どもは、

叱られたことを素直に受け止め、反省することができます。 

しかし、普段愛情をあまり感じていないと、

叱られても反抗したり、さらに悪い言動をすることがあります。 

イタズラやわがままは、

‟もっとママから愛されたい”

というサインでもあります。

毎日の生活の中で、まずしっかり言葉とスキンシップで

愛情を伝えるようにしましょう。

その上で、𠮟るべきときに叱ることで、

親子の信頼を深く築きながら、

子どもの真っすぐな心を育てていきましょう!

 

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