1. 親子の絆は信頼で育つもの

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2022.08.07

親子の絆は信頼で育つもの

親子の絆は信頼で育つもの

今日は心のつながりについてのお話をさせて頂きたいと思います。

よく耳にする言葉ですが、

「親子なんだから、言わなくても伝わる」

「言わなくても、子どもは理解してくれる」そんなふうに思い、

お子さまへの接し方をおざなりにしていませんか?

血がつながっているからといって、心までも自然につながるものではありません。

意識せずに過ごしていると、子育ての大切なポイントを見落として、

ある日突然、子どもの思いがけない行動にとまどってしまったり、悩んだり、

ということも起きてきます。

そうならないために、お子様の気持ちを考えた、

「認める子育て」をしていただけたらと思います。

お子様への接し方を掘り下げていくと、

「お子様の心を考えない接し方」「お子様の心を考えた接し方」の二つがあります。

まずは「お子様の心を考えない接し方」をするとお子様はどのようになるでしょうか。

 

☆親の愛を感じられない。

☆親が自分をないがしろにしている・軽んじていると感じる。

☆自分に自信がなく、消極的になる。

 

これは、物事に対して否定的・反抗的で、やる気のないお子様が育ってしまいます。

逆にお子様の心を考えた接し方をすると

 

☆親に愛されていると感じる。

☆自分の存在が、親から認められていると感じる。

☆自分に自信を持ち、積極的になる。

 

素直で意欲的なお子様が育つという事です。

では、認める子育てとはどのようなことなのでしょうか。

 

「子どもも一人の人間」として接する事です。

お子様は保護者様の所有物だったり、保護者様より低い存在ではありません。

親とは別の人格を持った対等な人間だと認識して頂きたいものです。

ではどのようなことが大切なのでしょうか。

それは「ありがとう」「ごめんなさい」といった当たり前のことを、

お子様に対してもきちんと言うことです。

 

➁お子様の言い分や考えを受け入れ、分かち合い、一緒に考えることが大切です。

言いたいことを否定されると。自己主張ができない子が育ちます。

「受容・共感・一緒」を大切に、お子様の言いたいことを、

きちんと読み取ることが重要です。

受容とは相手を受け入れる事です。

お子様の話を最後まで聞く姿勢で接する事です。

共感とは相手と同じ気持ちになり、「そうだね」「なるほど」など

「あなたを受け入れている」という事を伝えることです。

一緒とは心と行動を共にすることです。

解決策を一緒に考えたり、行動することです。

 

③感動を表現することです。

お子様ができるようになったこと、してくれたこと一つひとつに

「すごいね」と喜びを表現しましょう。

お子様も大人も、一人ひとりが尊敬すべき大事な存在です。

「大人だから」「こどもだから」と考えるのではなく自分と対等な存在として考え、

一つひとつの成長・行動を喜び、親子の絆を深めていきましょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。