七田式川口教室

本日は、昨日に引き続き、

子どもに選択の自由を与えることについてです。

 

私たちは、何かを選ぶとき、どんなことを基準に

選択しているのでしょうか？

それはそれぞれが持つ価値観によって選択をしています。

なんとなく身体が重い日、一日ゆっくり休む？

それとも、普段通りがんばる？

困っている人がいる時、勇気を出して声をかける？

それとも声をかけず素通りする？

程度の差はあれ、その都度その都度、

私たちは自分の価値観を基準として、

どうするかを選択しています。

 

行動の基準となる価値観、

これは育ってきた環境が大きく作用します。

子どもは、お父さんお母さんを見ながら自分の中の価値観を

確立していっているのです。

昔から人は「おてんとうさまが見ているよ」

「亡くなったおばあちゃんが見ているよ」

などと言い、目に見えない第三者を意識してきました。

意識することで、自分さえ良ければという気持ちを

打ち消してきたのです。

相手を思いやる心が大切であると教えていきましょう。

仏教ではこれを利他心といい、とても大切な教えです。

七田式教育の創始者、七田眞先生が常々おっしゃっていたものに、

「忘己利他」という言葉があります。

これは、天台宗の開祖であり伝教大師として知られる最長の言葉です。

自分の私利私欲を忘れ、周りの人のために活動できる、

世の中のために、自分の能力を活かしていく、

そんな志のある、徳の高い人に育てていきましょう。

 

お子さんが自分さえ良ければという選択をしてしまわないよう、

私たち大人が意識して正しい選択をしていきましょう。

心にとめていただき、お子様と楽しく過ごしていきましょう！

 

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