1. 『比較』は"百害あって一利なし”

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2020.09.26

『比較』は"百害あって一利なし”

『比較』は

突然ですが、子育てにおいて親がどうしても

思い描いてしまう、親の2大悪(にだいあく)というものを

ご存知ですか?

 

それは、以下の2つです。
①他の子どもと比較する心
②我が子に対して過度の期待

 

生まれて来てくれた当初は、

『無事に生まれて来てくれて、ありがとう』

それだけで大きな喜びで、少しずつ成長をしていく姿に驚いたり、

嬉しかったり、我が子の成長を見守ることが感動の連続だったはずなのに。

成長するにつれて、子どもに対して求めていくことが、

だんだん高いものになってしまうものです。

特に比較をしてしまうと、我が子のささやかな成長を見落としてしまいますよね。

 

ある七田式教室の、レッスンでの様子をご紹介します。

2歳さんのクラスなのですが、この時期の子どもは、

いやいや期に突入し、レッスン中も席に座るのを嫌がったり、

自分のやりたい事をやれないと泣いてしまう、

そんな時期の子どもたちです。

この時期のお母様、お父様はレッスン中とてもハラハラして、大変そうです。

でも、毎週一生懸命にお子様とレッスンを受けてくれています。

そんな大変な時期のお子様のレッスンの中でも、

とても微笑ましい光景があります。

レッスンの中で講師は、お子様が出来た事をその都度、

褒めながら、レッスンを進めていきます。

褒められたお子様は、自分でも嬉しそうに自分に拍手をします。

そして、誇らしげな屈託のない可愛らしい笑顔を沢山見せてくれます。

そんな時、その様子を見ている他の子どもたちも一斉に、

小さな手で、力強くお友達に、拍手をしてくれます。

一列に並んだみんなが、笑顔でレッスンを受けてくれる瞬間です。

お子様たちが、拍手をする姿はもちろん微笑ましい光景ですが、

子どもたちがそうすることには、理由があるのです。

このクラスの保護者様は、他の子どもができたことも、

ご自身のお子様の事のように、沢山、拍手をしたり、

すごいねと声をかけてくれるのです。

これがもし、

「〇〇ちゃんはできているのになぜできないの?」と

他の子どもと比較するような質問したり、

「〇〇ちゃんに負けないようにね」と、

相手を意識して、比較をさせるような話し方をしたら、

子どもたちはお友達ができたことを素直な気持ちで拍手できない、

お友達の喜びを自分の喜びと感じる感覚は身についていきません。

 

人と比べず、ご自身のお子様と同様に、他のお子様の成長に拍手を送る事は、

子どもたちの将来に、とても良い影響を与えます。

レッスンを通して、いろんな人から認められ、褒められた子どもたちは、

ぐんぐん自己肯定感を高めてくことでしょう。

 

日常の生活の中でも、このような事を意識されながら、

子育てを楽しんで頂けたらと思います。

 

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