1. 脳の仕組みを知ろう!

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2021.05.06

脳の仕組みを知ろう!

脳の仕組みを知ろう!

子育ての基本は子どもの心を育てることです。

子どもの心を正しく見るには、

心がどのように成長するのか知る必要があります。

心の成長には、脳が司っています。

今日は人間の脳の仕組みについて学んでいきましょう。

 

人間の脳は、3重構造になっており、

一番下、奥深くにある部分に脳幹というが部位があります。

脳幹の役割は、人間としての働きの一番根幹になる部分で、

人間の生命活動に大きく関係してきます。

意識や呼吸、循環など人が生きるために必要なことを

コントロールしているところです。

また、その他に意(こころ)に関係があります。

子どものやる気を育てたり、たくましく育てるには、

この脳幹教育に秘密があるのです。

 

脳幹には集団欲を満たそうとする働きがあります。

この集団欲を上手に満たしてあげれば、

子どもはやる気満々の子どもに育ちます。

集団欲を満たすには、親に愛されることで満たされるのです。

とてもシンプルですね。

そして、脳幹は実は皮膚と根が同じなのです。

胎児で細胞が分裂して脳がつくられる頃、

外胚葉の一部が脳幹をつくり、一部が外に出て皮膚となりました。

そこで脳幹の集団欲を満たし、たくましさを育てるには皮膚に働きかけをすること、

つまり、スキンシップが大切なのです。

 

親に愛されることで集団欲が満たされるとお伝えしましたが、

具体的に親が愛を伝える方法2点をご紹介します。

  • 抱きしめること、あるいは愛撫すること。同時に愛情の言葉をかけること。
  • 子どもの話をよく聞いてあげること。

この2点ができれば、愛が子どもにちゃんと伝わります。

 

脳幹には脳の全ての神経が集まっています。

また自律神経を調節する視床下部と、

ホルモンの分泌を調節する脳下垂体が含まれます。

この視床下部と脳下垂体が正常に機能すれば、

全ての病気はよくなると言われるくらい、

すばらしい自己治癒力があります。

 

ポイントは、脳幹に正しい情報を送り込むことです。

体を愛撫しながら心からの愛情の言葉を伝えることで、

子どもは変わっていきます。

それから子どもの話をよく聞きましょう。

たいていの親は、1日に話しかける言葉の内、

70%が叱る言葉、

30%がほめ言葉

といわれます。

ぜひ、たくさんほめてあげましょう。

 

ここではぜひ、「山びこ法」で子どもの言葉を引き出してあげましょう。

例えば、「ママ、お兄ちゃんが悪いの。」

    「そう。お兄ちゃんが悪いのね。お兄ちゃんは何したの?」

    「お兄ちゃんがたたいたの。」

    「お兄ちゃんがたたいたのね。どうしてたたいたの?」

このように相手の言葉をそのまま山びこのように返しながら問答していきます。

これはカウンセリング法の1つでもあり、

子どもに応じてあげると、

子どもは心を開いてどんどん語りはじめ、

親子の間に対話が成り立ちます。

 

お子さまにぜひ実践してみてください。

特に子育てが難しいと感じている親御さん。

見方を変えてみてください。

お子さまが一変していきますよ。

 

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