1. 「心を育てる」

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2021.10.06

「心を育てる」

「心を育てる」

皆さんは七田式教育の最大の目的を知っていますか?

それは「心を育てる」ことです。

幼児教育というと受験のため、

将来の勉強のため、

など思われがちだと思います。

しかしどんなに勉強ができて、

いい大学を出て、いい会社に入ったとしても、

相手の心を理解できない

人にやさしくできない

思いやりがない…

そんな人に成長したら、

人間関係を築くことはできないですよね。

そしておそらく保護者の皆様は、

そんな大人になってほしくないと

考えていると思います。

 

自分のためだけではなく、

ほかの人のために能力をつかったり、

行動をしたりするからこそ、

周りから応援され、助けられ、

何かを達成できる力を得ることができるのです。

 

そのためには、小さなころから、

「心の子育て」をすることが非常に大切です。

 

ではその「心の子育て」は、どうすればよいのでしょうか。

それには、「愛、厳しさ、信頼」の3つが、

とても大切です。

七田式ではこれらを子育ての【三種の神器】としています。

 

まず、1つ目の【愛】

子育ての基本は愛を伝えることです。

親の愛情は、思っている以上にお子様には伝わっていません。

プラスの言葉がけや抱きしめなど、

言葉と行動で愛情をしっかり伝えることが

なによりも大切です。

そしてぜひ伝えていただきたいのが、

「生まれてきてくれて、ありがとう」です。

この声掛けにより、お子様の自己肯定感は上がっていきます。

恥ずかしがらずに、お子様に愛を伝えてあげましょう。

 

次に【厳しさ】です。

愛情を与えることとは、

子どもを際限なく甘やかすことではありません。

よくないことをしたときはしっかり叱ることで、

自分の欲望や感情に打ち勝つ「意志の強さ」を育てます。

叱るときに気を付けていただきたいことが2つあります。

1つは、叱る時間は1分以内にしてください。

だらだらと叱っても、お子様は途中から聞かなくなってしまいます。

何がいけなかったのかをぎゅっと短く伝えるようにしてください。

2つめは、人格を否定する言葉ではなく、

行為を叱るようにしましょう。

人格を否定されると、子どもは深く傷ついてしまいます。

もし人格を否定してしまう言葉を言ってしまったときは、

子どもを抱きしめ、謝り、愛情を伝えてあげましょう。

 

最後、3つ目【信頼】です。

つい子どものことを思うあまり、

どんなことでも手を貸してしまいたくなること、

どなたでもあると思います。

しかしお子様の能力、可能性をしっかり信じることも

親の大切な役目です。

「両親は自分のことを信じてくれている」

という気持ちは、子どもにとっては大切な経験となるのです。

目は離さず、手を離して温かく見守ることも

心がけてほしいと思います。

 

この3つを踏まえて、子どもと接し、豊かな心を育てましょう!