1. 子どもはいつでもやる気いっぱい 2

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2022.02.06

子どもはいつでもやる気いっぱい 2

子どもはいつでもやる気いっぱい 2

先週に引き続き、今週もお子様のやる気について

お話させていただきたいと思います。

今日は「お子様の心を動かす働きかけ」についてお伝えします。

お子様に取り組んでほしいと願う取り組みを、

いきなりお子様にやらせるのではなく、

まずは、保護者様が取り組んで見せることから始めましょう。

そのとき、保護者様が心から楽しんでいる姿を見せることが大切です。

お子様が「何をしているの?」と質問してきたら、

「これはこうして遊ぶものなの。でも、お母さんが楽しんでいるものだから、

あなたはやらなくていいからね」と言ってみましょう。

お子様は、保護者様が好きなもの、楽しんでいることを、

自分も共有したいと思うものです。

なので、「しなくていいよ」と言われると、

ますますそれをやりたくてたまらなくなります。

その時が実はチャンスなのです。

「では、あなたもやってみる?」と言って、一緒に取り組んでみましょう。

そして、最も効果的なのは、お子様が取り組んでくれたら、

その出来事や結果はどうであれ、といかく、「ほめる」これこそが重要です。

「わあ、〇〇ちゃん、とても上手に〇〇できたね」「文字がきれいにかけたね」

「ちゃんと最後までカード見ていられたね」など、

どんな些細なことでもオーバーにほめましょう。

大好きな親に自分のしたことを認められて、嬉しいと感じないお子様はいません。

親が喜んでくれ、ほめてもらえたら、「もっともっと」

という気持ちが自然と芽生えてくるものです。

これは、慣れていないお父様やお母様にとり、最初は抵抗があるかもしれません。

しかし、取り組みにおいて、親は「エンターテイナー」になっていただきたいのです。

どうすればお子様を喜ばせることができるか?

どのような言葉をかければ、どのようなやり方をすれば、

お子様の気持ちが乗ってくるか?

お子様の姿を見て、感じて、どんどん工夫をしていただきたいのです。

保護者様がお子様を楽しませようとすればするだけ、

お子様は心を動かされ、意欲は膨らんでいきます。

そうすれば、取り組の時間は、親子にとって本当に楽しさいっぱいの、

待ち遠しい時間になるものです。

取りくみは、決して保護者様が「やらせる」ものではありません。

親子で楽しい時間を共有し、目標に向かって前向きに取り組む為の時間です。

保護者様が共に同じ方向を向いて取り組んでこそ、

本当に効果のある働きかけになるのです。

取り組みが上手くいかない時は、親子の心がそろっているのかどうか、

振り返って頂けたらと思います。

 

本日も最後までお読み頂きましてありがとうございます。