1. 学びはまねびから2⃣

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2022.11.19

学びはまねびから2⃣

学びはまねびから2⃣

本日は、昨日に引き続き、まねることについてです。

子どもは幼児期に見聞きしたものに、

倣って自分の中に思考や行動の規範を創り出すので、

幼児期の環境は人間形成に大きな影響を与えるということです。

子どもにとって最初に習い慣れ、

心の中の「あるじ」となるものは、

何と言っても親の行動です。

子どもはその後も、敬意や好意を持っている相手の

まねをするようになります。

これは、相手への良い感情の現れといえます。

つまり、子どもの行動の多くは、

親を見倣って行われるということになります。

ですから、親がお手本の行動をすることが大切になります。

 

例えば、「あいさつをきちんとしなさい」

と言葉で教えても、親自身にあいさつの習慣がなければ、

子どももまた、あいさつのできない子に育ってしまいます。

逆に、親が普段から明るいあいさつを周囲の人にしている姿を

子どもが見ていれば、何も言われなくても、

同じようにあいさつのできる子に育ちます。

口やかましく教える必要はないのです。

親が普段から何気なく繰り返している行動や発言から、

子どもは多くの事を学びとっています。

親の姿から学んだものが子どもの心の中に刷り込まれ、

その後の子どもの行動規範となるのです。

 

模倣が大切というと、

「それは没個性につながる。もっと個性的な発想を大切にするべきだ」

という人がいます。

しかし、個性は、基本ができてこそ、形造られていくものです。

スポーツや文芸、芸術などで、一流として活躍している人々も、

最初は基本を繰り返し練習していたことでしょう。

その証拠に、彼らの多くが自らの才能より、

練習量や努力の多さを自らの誇りとしている発言を

よく耳にします。

そして、一生懸命基本を学び、技術を高めることに専念する中で、

その人なりの工夫が加わりそれが「その人らしさ」につながっているのです。

 

独特な画風で知られる天才画家ピカソのデッサンは素晴らしいものです。

ピカソの述べた言葉に「凡人は真似る。天才は盗む」

「まね」と「盗む」の違いは何でしょう。

「まね」とはただ、まねを繰り返しているだけで、

「修」の段階にとどまることです。

しかし、「盗む」の場合は、人の良い点をまねすることに加え、

自分なりの創意工夫を加え、ついには自分のものにしてしまう

ということを指しているのでしょう。

 

人間は自然に畏敬の念を感じ、自然を模倣することで、

さまざまなものを生み出してきました。

倣い習うことを基本に、そこに、自分らしさを加えることで

個性を生み出す、そのような学びを大切にしていきましょう。

 

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