1. 勉強って何のためにするの?

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2020.09.18

勉強って何のためにするの?

勉強って何のためにするの?

9月に入り、朝晩だいぶ涼しくなり、秋の訪れを感じられるようになりました。

今年は一段と季節の移り変わりを早く感じる今日この頃です。

 

夏が過ぎると、2学期あるいは後期へと移り、進級、進学がもうすぐそこまできます。

小さな子どもでも、少し意識が変わりますね。

 

「将来の夢は何ですか。」

と、お教室に来てくれている幼児コースの子に聞くと

プリンセスやシンカリオン、恐竜など、可愛い答えがたくさん返ってきます。

しかし中学生や高校生になると将来の夢がわからないと

悩むお子さんが多くいるのだそうです。

 

将来の夢がわからないからとりあえず大学に行く。

いい大学に入ること、いい会社に入ることが目標になってしまっている、

そんな人も多くいるのではないでしょうか。

日本の大学生に学ぶ目標を聞いても、何も答えられない学生が大半だそうです。

何のために勉強するのでしょう。何のために人は学ぶのでしょう。

 

故、七田眞先生は、勉強について以下のようおっしゃっていました。

勉強する目的は3つ。

① 学ぶことによって自分が成長する、自分の成長のために学ぶと。

② 人生で成功するために学ぶ。目標があって、それをやり遂げることが成功です。
決してお金儲けが成功ではありません。

③ 大きくなったときに、世の中に貢献するために学ぶ。
「世の中に役立つ仕事をするために学ぶのだよと、
今、学んだことを大きくなったら世の中の役にたてるのよ」
と教えなくてはなりません。

 

他の国では自分が立派に育って世の中をよくするのだという思いを

子どもの頃に植え付けるように育てているのです。

例えばキリスト教を宗教とする国なら、子どもは毎週教会に行き、

どういう風に育たなくてはならないかを学びます。

ユダヤ教徒の家庭では子どもの三歳の誕生日から父親が、

「学問を学んで世の中を良くしていくんだよ」ということを

子ども一人一人に教えるのです。ユダヤ教は祈りと歌と物語で教えるといいます。

 

しかし日本にはそういう慣習があまりないので、

子どもの側からいえば、何のために勉強しなくてはならないのか、

明確な指針もなく、学ぶ目標を見出しづらい状況になっています。

ですから、子育てをする上で親が子どもに学ぶ目標を教えないといけないのです。

 

夢や目標をもつことで、それに向かって努力する。

苦労や失敗をしてもそれが心の糧となり、自分を磨くことができます。

そして「利他心」の心です。

人のために何ができるか。

身近な大切な人のために何ができるか、

そう考えること、これからの目標や将来の夢にも繋がってくるでしょう。

もし将来の夢に迷っていたら、

「人のためになる職業についたら」

と声をかけてあげるのもいいでしょう。

(※引用元:「できる子」の親がしている70の習慣 七田眞)

 

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